収益を生む金鉱山は?
ヘッジブックがなく、金鉱山の持つリザーブの量が市場から評価されていない株式は、有望な投資先となると思われます。
つまり、金価格が5~10年の中長期的に上昇トレンドにあると判断される場合には、ヘッジブックを抱える金鉱山企業に投資するのは避けたほうがよいということになります。
鉱山はどのように判断するの?
鉱山の良し悪しは、次のようなことにより判断します。
■露天掘りのように掘りやすい状態にあるか
■1トン当たりの「金(ゴールド)」をどれくらい多く含有しているか
■鉱脈に「金」が集中して存在するか...など
なお、環境問題によって政府や自治体が許可をしない地域は、そもそも開発をすることができません。
金価格が上昇すると見直される鉱山会社がある?
「金」の価格が上昇すると、コストがかかるという理由から開発を止めていた鉱山の開発をすることが可能になります。
また、鉱山の資産価値は、掘り出す「金」の現物がどれくらいあるのかで想定することができますので、この場合には、リザーブ、リソースの保有量の多い鉱山会社が見直されることになります。 |