南アフリカの金鉱山の特徴は?
南アフリカの金鉱山は、資源通貨であるランドの影響を受けます。また、アパルトヘイト※の黒人差別問題は、政府の経営への介入など収益を圧迫する要因を持ち続けています。
さらに、南アフリカには、次のような大規模金鉱山会社がありますが、南アフリカの鉱山は古い鉱山であることから、地下3000mなど地中深くから「金」を産出しており、露天掘りなどと比べて生産コストが高い傾向にあります。
■アングロゴールド
■ゴールドフィールド
■ハーモニーゴールド
なお、南アフリカでは、こうした地中深く掘り進めた鉱区で落盤があり、その影響により地震が起きるといった現象まで起きています。
※1994年まで国の制度として続いた白人と非白人とを分離・隔離する政策のことです。
中国の金鉱山の特徴は?
中国には、紫金集団という露天掘りの鉱山を持つ企業があり、低コストで生産できることから収益を生んでいます。
また、中国にはこのほかにも霊宝黄金や、銅の生産会社でもある江西銅業があります。
なお、中国経済の基本的状況によって、良いも悪いも影響を受けますので注意が必要です。 |