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金融危機後は実物の金が好まれる

ディレバレッジ手法が見直されている

金融危機後の特徴として、実物の「金(ゴールド)」が選好されているということがあります。

かつては実物の「金」をコツコツ貯めるよりも、レバレッジ(テコの原理)を聞かせて元手10万円で100万円分のペーパー・ゴールドを売買したほうが旨みがあるなどといわれていたのですが、最近ではレバレッジを効かせない、いわゆるディレバレッジという手法が改めて見直されているようです。

実際、世界的にもディレバレッジという言葉が流行っています。

ちなみに、ワールド・ゴールド・カウンシルが2009年7月に実施した詳細な金投資家調査によりますと、投資信託や変額保険の大幅な目減りに懲りて、実物資産としての「金」に関心を寄せる投資家の本音が鮮明になっているようです。

レバレッジ効果とはどのようなものですか?

レバレッジというのは「てこの原理」のことです。

レバレッジ効果とは、先物取引でよく用いられる用語で、少額の証拠金を委託することによって、その何倍もの取引を行い大きな利益が狙える効果のことをいいます。

なお、相場が予想通りに動けば効率的に利益を上げることができますが、相場が反対に動くと証拠金を上回る損失を出すこともあり得ます。


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