日本にも金鉱株ファンドがあるの?
金鉱株ファンドというのは、金鉱業株式で運用されている投資信託のことをいいます。日本でも資産運用会社であるブラックロックが設定運用する次のようなものがあり、金ETFのライバルともいえる金鉱株ファンドが何本か提供されています※。
■ブラックロック・ゴールド・ファンド
■ブラックロック・ゴールド・メタル・オープンAコース(為替ヘッジ付)
■ブラックロック・ゴールド・メタル・オープンBコース(為替ヘッジ付)...など
こうした金鉱株ファンドは、海外の会社の株式で運用していることから、どうしても為替変動リスクがつきまといます。
ちなみに、「為替ヘッジ付」とは、為替変動リスクを減少させるために、為替予約などを行っていることを表しています。
※ETFではありません。
ブラックロック・ゴールド・ファンドとは?
「ブラックロック・ゴールド・ファンド」はインデックスファンドであり、「FTSE金鉱業株インデックス」を指標としています。
また、金鉱業会社の株式で運用され、組み入れ銘柄の上位10社は、次のように金鉱業会社大手が並んでいます(2008年6月末現在)。
■ニュークレスト・マイニング(オーストラリア)…7.9%
■ニューモント・マイニング(アメリカ)…5.9%
■キンロス・ゴールド(カナダ)…5.8%
■アラモス・ゴールド(カナダ)…5.6%
■リヒール・ゴールド(オーストラリア)…5.3%
■ゴールドコープ(カナダ)…5.2%
■バリック・ゴールド(カナダ)…5.0%
■ランドゴールド・リソーシス(イギリス)…5.0%
■フレスニーヨ(イギリス)…4.9%
■アングロゴールド・アシャンティ(南アフリカ)…4.6%
FTSEとは?
FTSEというのは、フィナンシャル・タイムズとロンドン証券取引所が共同で設立した企業であり、インデックスをつくることを事業としている会社です。
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