投資信託の基準価額というのは、株式や債券など組み入れている資産の価格変動による影響を受けます。

また、金鉱株ファンドは、外国株式に投資しますので、株価だけでなく為替相場の影響を受けることにもなります。

ただし、外国の資産を組み入れるファンドの場合は、「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」を選べるタイプのものもあります。

「為替ヘッジなし」を選択すれば、為替変動リスクについてはある程度回避することが可能になりますので、円高になっても利回りが大きく低下する恐れは少ないと思われます。

しかしながら、反対に、円安のメリットは受けにくくなります。

これに対して、「為替ヘッジなし」を選択しますと、円安ならメリット、円高ならデメリットと明暗がはっきりします。

分配金が支払われると基準価額は低下します。また、ファンドに大量に資金が流入すると、基準価額が下がる場合があります。

なお、ファンドの純資産残高は人気のバロメーターといわれていますので、基準価額の推移と合わせてチェックするようにしたいところです。

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