実物の相続資産としては不動産が一般的ですが、実際のところは「金」のほうが優れているといえそうです。

というのは、「金」は小分けすることが可能なので後の醜い争いの種になりにくいですし、また、保有している間に税金（固定資産税）がかからないからです。

「金」を購入する場合には、販売価格に5％の消費税が上乗せされますが、実は売る場合にも5％上乗せされて買い取ってもらえることになっています。

つまり、いったん支払った消費税が戻ってくるということです。

ということは、仮に近い将来消費税が10％に引き上げられた場合には、その分高く売却することができるということになります。

実際、これを見越して今のうちに「金」を買っておこうと考えている人もいるようです。

金投資のポイントとしては、まずは平時に忘れられるくらいの金額からコツコツと買い貯めておいて、有事になったときに売るということです。

また、「金」を頻繁に売買することは避け、できるだけじっくりと待つことが重要です。

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