金関連のファンドにはどのようなものがあるの?
金関連のファンドには、次のようなものがあります。
■金鉱株ファンド
■商品ファンド...など
また、金鉱株ファンドというのは、「金」そのものに投資するのではなく、「金」を採掘する金鉱山会社の株を購入して運用する形態のファンドです。
なので、仮に金価格が上昇したとしても、極端な場合には社長の経営方針が上手くなくて金鉱山会社の株が上がらないという、金価格以外の要因に影響される可能性もあります。
一般的には、金価格より価格変動性が2〜3倍大きいですから、ハイリスク・ハイリターン型の投資といえます。
信託報酬はどれくらい?
信託報酬の高さには注意したいところです。というのは、金ETFと比べて5倍以上のコストがかかるからです。
それにもかかわらず、投資信託販売の第一線を見ますと、証券会社ではETFよりもこのようなファンドを売りたがる傾向にあるようです。
この理由は簡単で、通常の投資信託でしたら2%以上の信託報酬手数料が見込めますが、ETFでは0.4%しか儲けることができないからです。
つまり、業者に旨みのある商品というのは、投資家にとっては旨みの薄い商品であるということです。
よって、金投資に限らず、投資をする上では業者任せにせずに、自分で情報収集するクセをつけたいところです。
|