「金地金」や「金貨」などの実物を売買している代表的な場所としては、貴金属専門会社や鉱山会社、総合商社などがあります。

例えば、貴金属会社である田中貴金属工業の場合は、全国の直営店か特約店の中に、銀行のようなカウンターがあり、専門知識を持った販売員が対応してくれます。

また、住友金属鉱山や三菱マテリアルのような鉱山製錬会社や、三菱商事のような総合商社では、直営店のカウンターで売買するか、電話による注文を受けて宅配便で配達してもらうなどの方法もあります。

なお、これらの会社では「純金積立」も取り扱っていますが、最近は窓口へは行かずに、インターネット経由での取引を始めるところも多いようです。

「金先物」は、東京工業品取引所という公設商品取引所の会員会社の店頭で取り扱っています。

また、「金ＥＴＦ」や「金鉱株ファンド」は、株と同様に証券会社に証券口座を開設すれば取引を行うことができます。

これから金投資を始めるというような方には、月々3,000円から始められる「純金積立」でコツコツ「金」を貯めていく方法をお薦めします。

相場に必勝法などはなく、価格変動リスクは購入回数を増やすことで分散させる以外に近道がないからです。世界の投資トレンドもサブプライム後は、このコツコツ積立型が主流となっているようです。

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