ロスカット(損切り)は難しい?
個人投資家が相場を張って一番難しいといわれるのがこの「ロスカット(損切り)」です。ロスカットはプロでも嫌なものだそうですから、素人でしたらなおさらのことです。
それでもプロであれば、ロスカットに対する耐性が身に付いているので、深みにはまることはないようです。
反対に、プロが最も難しいと感じているのは「利食い」であるといわれています。つまり、儲かっているときに、どのタイミングで利益確定の売りを出すかということです。
ただし、プロであっても、まず大天井を的中させて売るということは滅多にできるものではないので、利食いのタイミングの決定には、常に悔いが残るそうです。
ディスレバレッジが加速している?
つい数年ほど前でしたら、先物の証拠金で10万円積んで100万円の売買をしたほうが投資効率はよいという考え方が圧倒的でした。
FX(外国為替証拠金取引)などでは10倍のレバレッジは当たり前で、100倍とか200倍のレバレッジが横行しているような時代でした。
しかしながら、サブプライム以降は、「ディスレバレッジ」、すなわちレバレッジを外す傾向が加速しています。
なお、今後も複雑な仕組みでわかりにくい投資商品は極力避けるという流れは当分続くと思われます。
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