金投資を始める際に重要なのは?
金投資を始めるに当たり大切なことは、まず、自分のリスク許容度を計ることになります。これは、FXであれ株、金(ゴールド)であれ、相場によって価格が変動する商品に共通していることです。
例えば、本日「金」を買ったとして、明日その価格が下がったとしら、そのとき頭が真っ白になるようではいけないということです。
ちなみに、比較的日本人はリスク耐性が弱いといわれていますので、もし「金」を資産として考えているのでしたら、売買で利益を出す「投資」というよりはむしろ、コツコツ貯める「貯蓄」という見方で接するとよいかもしれません。
もちろん、財産に対する「保険」という見方でもよいと思われます。
将来不安から金投資を始める場合は?
金投資を将来への不安に備えるという見方で始める場合には、まずは毎月少額を積み立てる「純金積立」を考えるとよいと思います。
金投資初心者の場合には、「金」に対する知識がないわけですから、まずはお試しで購入してみるわけです。
純金積立は毎月3,000円程度から始められますが、たとえ3,000円であっても、積立によって身銭を切ることで、心にも変化があらわれるようになります。
例えば、それまではテレビはバラエティやワイドショーしか見なかった人が、いつのまにか、国際ニュースなどを見始めるようになったり、急に「FRB議長発言」とか「中東情勢」などが気になったりするようになります。
ニュースを見ていても、今日のドル円はいくらなのか?というような数字にも目が行くようになります。つまり、「国際感覚」が自然に身についていくということです。
そして、半年から1年もたてば、自分なりにマーケットの知識が育ってくるようになりますので、「相場観」とまではいかないかもしれませんが、自分なりになぜ上昇したのか、なぜ下落したのかといったことを考えることができるようになると思われます。
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