金地金とはどのような「金(ゴールド)」なの?
金投資の基本形は実物であり、その代表格となるのが「金地金(きんじがね)」です。
金地金のイメージについては、映画やドラマの床下から押収された金塊など、割りと生々しい印象もありますが、実際に手にとって持ってみますと、誰もが「重い」という印象を持つようです。
それは例えば、10グラム程度の小さな金塊であってもそのように感じるようですので、おそらく視覚的に大脳で感じた重さと、実際に皮膚感覚で感じた重さとにギャップがあるのかもしれません。要するに、思ったよりも重いということです。
金地金投資に向いている人は?
金地金は、投資予算が150〜300万円程度(500g〜1kg)の金購入に向いています。これは、それ以下の単位になりますと、売買時にバーチャージと呼ばれる手数料がかかるからです。
ただし、店頭小売価格には、スプレッド(売値と買値の開き)があり、このスプレッドが狭いほど買い手には有利になるわけですが、その違いだけで業者を選定するのは避けたいところです。
といいますのは、将来購入した「金」を売却したくなった時に、買い取ってくれるかどうかという点も重要だからです。業者の中には、販売はするけれど買い取りには応じないというところもあるからです。
なお、資金が限られているという人の場合には、純金積立で毎月少しずつ購入していって、金地金で引き出すとよいと思います。
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