外国為替市場はどこにあるのですか?
株式については、東京証券取引所(東証)などの市場がありますが、外国為替についても、取引が成立するためには市場が必要です。
海外と取引するために通貨を交換したい人が、そのたびごとに通貨を交換してくれる相手を探すのでは、取引が進まないからです。
しかしながら、同じ目的を持った多くの人が集まれば、すぐに取引の相手は見つかります。
外国為替市場というのは、このように通貨を交換するニーズを持った人が多く集まって、常時、取引を行っているところをいいます。
ただし、「市場」とはいっても、この場合は、外国為替取引を行うための土地や建物があるわけではありません。
これは、通貨を交換したいというニーズは、世界中のあらゆるところにありますので、世界のどこか一ヶ所に集まるというわけにはいかないからです。
よって、外国為替市場はいつでも、世界のいくつもの場所に存在しているといえます。
インターバンク市場とは?
インターバンク市場というのは、銀行、証券会社、金融仲介会社などの金融機関の間で取引される市場のことをいいます。
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