外国為替レートは、ある通貨の絶対的な価値ではなく、ある通貨を別の通貨で換算したレートです。

なので、ある通貨が単独で表示されることはありません。すなわち、別の通貨との組み合わせによって表示されます。

これを通貨ペアといい、具体的には、米ドル/円、ユーロ/米ドル、ポンド/円などとなります。

基軸通貨というのは、国際間の決済や金融取引などで中心的機能を果たす国際通貨のことをいいます。

かつては英ポンドなどがその役割を担っていましたが、第二次世界大戦後から現在まで、米ドルが基軸通貨となっています。

最近ですと、ユーロが第2の基軸通貨としてその存在感を増しています。

２ＷＡＹプライスというのは、売値（ビッド＜Ｂｉｄ＞レート）と買値（アスク＜Ａｓｋ＞レート）を同時に提示することをいいます。

□外国為替の意味
□外国為替レートを決定する方法
□通貨ペアの表示方法
□為替レートは相対的なもの
□外国為替・株式・債券の違い

□外国為替取引が必要になる場面は？
□外国為替レートの見方
□為替レートは別の通貨との組み合わせ
□為替取引と株式・国債
□外国為替市場は世界中に存在している

□自国通貨建てと外国通貨建て表示
□ロールオーバーは翌日繰り越し

□ブローカー経由の取引
□ＦＸは売りから始められる