どのような取引を行っているのですか?
投資顧問会社のことを英語でアセットマネジメントといいますが、この投資顧問会社も外国為替市場に参加しています。
日本でも「○○投資顧問」とか「△△アセットマネジメント」という会社名がありますが、これらは、投資顧問業の許可を取得して、他人のお金を運用し、一定の手数料を徴収しています。
また、預かったお金は、信託銀行に信託財産という形で預けていて、運用は投資顧問会社が失効します。
投資顧問会社の売買プロセスは?
まず投資顧問会社が銀行に電話をし、何を売って何を買うのかの指示を出すのですが、実際に投資家の運用資金を預かっているのは信託銀行なので、為替取引については、その信託銀行と為替取引を市場につなぐ銀行との間で成立します。
投資顧問会社の運用しているものは?
投資顧問会社も年金資金をはじめとし、公的な資金や企業の余裕資金などを運用しています。
また、為替市場における投資顧問会社の行動パターンは、生命保険会社とほぼ同じといえます。
なお、投資顧問会社は日本でも徐々に規模を拡大してきていて、生命保険会社などは、系列関係にある投資顧問会社の方が、運用残高が上回っているというケースも多いようです。 |