どのような特徴がありますか?
投資信託(投信)というのは、株式や国債などに直接投資するのではなく、プロの運用担当者に運用を任せるのが特徴です。外貨建て投資信託は、その外貨版と考えるとわかりやすいと思います。
具体的には、外貨建て投信は、海外の株式や国債で運用するだけでなく、その投資する元本と運用で得られる収益も、外貨建てとなっています。
同様に、海外の金融商品を円建てで運用している投信もありますが、この外貨建て投信には、為替変動リスクとメリットが加わっています。
外貨建て投信の種類は?
外貨建て投信の種類というのは、非常に豊富です。まず外貨の種類は、米ドル建てなのか、あるいはユーロ建てなのか、などによって分かれます。
また、投資する対象も、株式か国債か、あるいはそのほかの投資商品なのかによって分類されます。
さらに、運用方針も様々で、大きなリスクと引き換えに大きなリターンを狙っていくのか、あるいはリスクは最小限にして安定した収益を狙うのかによっても、投信の特徴が出てきます。
こうした点においては、日本円で投資する日本の投信も同様ですが、次のようなものに投資できることから、外貨建て投信での資産運用の幅は一段と広がるといえます。
■国内では見当たらない高成長を続ける企業の株式
■高い金利の国債
■新興国の株式...など |