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有事のドル買いとは?

有事のドル買いとは何ですか?

米ドルがポンドに変わって基軸通貨となって以降、世界を不安定にするような事件が起きると、資産を米ドルに換える動きが強まることから、有事のドル買いといわれていました。

しかしながら、2001年9月11日に米国で起きた同時多発テロ以降は、再度テロが起きれば米国が標的にされるという懸念から、反対に有事には米ドルが売られる傾向になっています。

米ドル/円の長期トレンドは?

米ドル/円の為替レートの長期トレンドは、1985年のプラザ合意が重要な転換点になっています。

このプラザ合意により、1981年から1985年9月まで続いたドル高基調がドル安基調に転換しました。

そして、それ以降は、長期的なドル安トレンドになり、1995年4月19日には1ドル=79円75銭という超円高を記録しています。

プラザ合意とは?

プラザ合意というのは、1985年9月に主要5か国の蔵相・中央銀行総裁がニューヨークのプラザホテルに集まり、協調介入によるドル高の是正を決定したことをいいます。


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