豪ドルが人気の理由は?
豪ドルは、高金利、資源国通貨ということで人気があります。
豪州の政策金利は、2008年3月に利上げを実施した後は据え置きが続いていますが、今後、再び景気が拡大局面に入れば、金利が上昇し、それが豪ドル/円の引き金になると考えられます。
豪ドルは資源国通貨
豪州は国内の豊富の天然資源、特に鉱産物の輸出が盛んであることから、資源国通貨とも呼ばれています。
そのため、原油高にも強く、原油高が米ドルを押し下げる一方で、豪ドルは上昇という場面もよくみられます。
しかしながら、あまりにも急激に原油相場が上昇した場合には、そちらの方に投機資金がつぎ込まれてしまうことから、豪ドルは若干弱含みになる傾向もあるようです。
よって、豪ドルの動向をみる上では、原油相場と金・銅などの鉱産物価格の動向もみておくとよいと思います。
豪ドルは低いレバレッジで
豪ドルは市場規模が小さい(流通量が少ない)ので、比較的値動きが激しい通貨といえます。
よって、比較的レバレッジを低くして、スワップポイント狙いに徹するか、あるいは短期に利益を稼ぐかなどの方法が考えられます。 |