スイスとEU諸国との関係は?
スイスは永世中立国なので、EUには加盟していないのですが、総輸出の6割、総輸入の8割が対EU諸国となっています。
つまり、貿易額のかなりの部分が対EU諸国との取引によるものなので、ユーロ経済の影響を受けやすいといえます。
よって、経済的にはEU諸国と密接に結びついていますので、スイスフランの値動きも、ユーロの値動きと連動する傾向にあります。
スイスフランの金利は?
スイスフランの金利は、他の通貨と比べて低水準にありまので、豪ドルやNZドルなどの高金利通貨のようにスワップポイントを狙って購入する投資家は少ないようです。
また、有事が発生した時に、スイスフラン相場は上昇しますが、時間が経過していくとともに、国際情勢も落ち着き、発生したリスクも軽減していくと、投資家が資金を回収することから相場が下落するという動きになります。
よって、スイスフランは、どちらかといえば、短期的な投資の対象になりやすいといえるかもしれません。
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