外貨定期預金のデメリットはどのようなものですか?
外貨定期預金は、外貨預金の代名詞とも言える金融商品ですが、次のような盲点がありますので注意が必要です。
■決められた外貨転換期日
⇒ 外貨定期預金は、ほとんどの場合、円から外貨に転換する期日があらかじめ決まっています。
なので、その期日に2円以上の円安にならないと儲けが出ません。
また、1日前だったら利益が出ていたのに、期日の今日になったら損失になってしまった、などということもよくありますので注意が必要です。
■キャンペーン金利
⇒ 銀行のポスターなどで、「豪ドル7%」とか「米ドル12%」とかいう魅力的な金利をよく目にすると思います。
しかしながら、多くの場合、この金利が適用されるのは、1〜3か月程度の期間のみで、その後ははるかに低い通常金利に移行してしまいますので注意が必要です。
つまり、多少の円高は金利でカバーできるからと考えていたところが、結果的にはまったく利益が出なかったということもあるということです。 |