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変動相場制と金本位制度の関係について

変動相場制とはどのようなものですか?

外国為替市場では、直接取引に参加する銀行を介して、世界中から売買注文が出され、それにより異なる通貨同士の交換レートが決定されています。

つまり、為替レートというのは、通貨の需要と供給を反映した、完全な自由競争により決定されているということです。

通貨の需給関係は、その時々の状況に応じて変化しますので、それに従い為替レートは変動することになります。

これが「変動相場制」というシステムで、現在では多くの国の通貨がこの制度を採用しています。

変動相場制と金本位制度について

変動相場制というのは、昔からあったものではありません。

というのは、もともと世界の為替市場は、金(ゴールド)を媒介とした金本位制度というシステムが続いていたからです。

しかしながら、第2次世界大戦後に、米ドルだけが金を交換でき、その他の通貨は固定した為替レートで米ドルと交換できるという、米ドルを基本(基軸通貨)としたドル本位制に変わりました。

その後、アメリカ経済の不振から、ドル本位制は崩壊し、1970年代からは、日本円やドイツの旧マルクをはじめ、多くの通貨が変動相場制に移行し現在に至っています。


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