FX投資入門



信託保全、対顧客市場について

信託保全とはどのようなものですか?

信託保全というのは、FX業者等の金融商品取引業者が、顧客から預かった証拠金等の資産を自社の資産と分離し、さらにその資産を信頼できる第三者(信託銀行等)に預けて管理することをいいます。

金融商品取引法では、金融商品取引業者に分離保管までは義務付けていますが、信託保全までは義務付けていません。

しかしながら、分離保管だけですと、業者の経営が急激に悪化した場合などは、必ずしも徹底できていないケースもあるようです。

なので、一概に断定はできませんが、取引を行う際には、できれば信託保全まで行っているFX業者を選択するのがよいと思われます。

対顧客市場とは?

対顧客市場というのは、銀行が顧客との取引を行う市場のことをいいます。個人が銀行で日本円を外貨に替えるときには、TTS(対顧客電信売相場)が、外貨を日本円に替えるときには、TTB(対顧客電信買相場)が基準とされます。

なお、対顧客市場におけるこれらの為替レートは、毎日、午前10時頃のインターバンク市場における為替レートを参考にして決められます。


信託保全、対顧客市場とは?
取引手数料、分離保管とは?
システムトレード、最大ドローダウンとは?
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ロスカットは強制決済

デイオーダー、通貨単位とは?
ロールオーバー、期間損益とは?
損益レシオ、勝率とは?
バックテスト、フォワードテストとは?
期待値、リスク・リワードレシオとは?


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