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オーストラリア・カナダの金鉱山の特徴

オーストラリアの金鉱山の特徴は?

オーストラリアの金鉱山は、比較的小規模な金山や開発金山を手掛けるケースが多いです。また、ヘッジブックを多く持つ金鉱山もあります。

実際、Newcrest Mining はオーストラリアの中でも大手ですが、多くのヘッジブックを抱えていることから、2007年度には、122.5百万オーストラリアドル分の損失が影響しました。

さらに、パプアニューギニアの鉱山であるLihirは、生産はおよそ100万トロイオンス/年あり、RioTintと関連性があります。

なお、オーストラリアの金鉱山には、次のようなAustralian Stock Exchange(オーストラリア取引市場)に上場する会社があり、証券会社によっては対面で株式取引を注文することが可能です。

◎Australian Stock Exchange(オーストラリア取引市場)に上場している金鉱山会社
Oxiana(OXR.AX) ⇒ ラオスにSepon Copper鉱山を持っています。
Herald Resources(HER.AX) ⇒ 亜鉛鉱山で「金」の埋蔵量は2万オンスです。
Intrept Mines(IAU.AX) ⇒ フィジーの金鉱山を買収しています。
Sino Gold Minig(SGX.AX) ⇒ 中国で探鉱、開発、生産をしています。
Alkane Resouces(ALK.AX) ⇒ 「金」や貴金属の探鉱会社です。
Equigold NL(EQI.AX) ⇒ Lihir Goldと合併進行中です。
Troy Resouces(TRY.AX) ⇒ モンゴルでも探鉱してます。

カナダの金鉱山の特徴は?

カナダには、ヘッジブックを抱えた大規模金鉱山会社であるBarril Goldがありますが、Placer Domeというヘッジブックを抱える企業を買収したことから、生産量世界第1位となっています。

また、次のような中堅金鉱山会社同士が合併して、世界第10位以内に入っている会社もあります。

Gold Corp
⇒ Gold Corpはヘッジブックを避けてきましたが、Glamisを買収したことから、株価は2007年8月20日には21.62ドルだったものが、2008年4月11日には39.31ドルを付けています。
Iam Gold
Kinross Gold Corp
⇒ Kinross Gold Corpは、2003年1月6日に2.46ドルに急落しましたが、2007年4月に開発系金鉱山会社のBema Goldを買収するなどしたことから、2008年4月11日では22.75ドルを付けています。


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