ロスカットとはどのようなものですか?
ロスカットというのは、FX業者が、顧客の損失をある程度のところで食い止めるために行う、ポジションの強制決済のことをいいます。
ロスカットまでの流れは?
顧客がポジションを持った後、損失が膨らみ預け入れた証拠金が一定基準を割り込んだ場合、まずFX業者は、顧客にマージンコールを発動します。
その場合には、顧客は、ポジション維持のために追加証拠金を差し入れるか、ポジションをある程度決済して、損失額が証拠金に占める割合を少なくする必要があります。
そして、マージンコールが発動されても放置し、さらに損失が膨らんで証拠金の残額がFX業者のロスカット基準を下回れば、その時点でロスカットが実行されます。
ロスカットの基準はどのくらいですか?
一般にFX業者で多いのは、証拠金維持率※が20%を下回った場合にロスカットを実行するというものです。
ただし、マージンコールやロスカットの基準というのは、FX業者によっても異なりますので、事前にルールを確認することが必須です。
※当初預け入れた証拠金額に対する残額の割合です。 |