マージンコールとは?
マージンコールというのは、損失の警報にあたるものです。
例えば、FX会社の口座に証拠金として10万円を入金して、1ドル=100円のときに1万ドルを買ったとします。
その後、為替レートは予想とは反対に動き1ドル=95円になり、5万円の損失が発生しました。
このとき、証拠金から損失を差し引いた有効証拠金額は5万円になりますが、この当初の証拠金に対する有効証拠金額が50%※を下回った時点でマージンコールが発生します。
※FX会社によって、この割合は異なります。
ロスカットとは?
ロスカットというのは、有効証拠金が証拠金の20%※を下回ると、すべてのポジションが自動的に決済されて、取引が終了されることをいいます。
為替相場では、相場の急変によりレートが急激に動くということもよくありますので、こうした場合に、このロスカットというのは、損失を最小限にするための安心の仕組みといえます。
とはいえ、マージンコールやロスカットは、できるだけ避けたいですので、余裕を持ってFX取引のするためにも、レバレッジを低くして、証拠金に余裕を持たせるようにしたいところです。
※FX会社によって、この割合は異なります。 |