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日本の金鉱山関連銘柄は?

日本の鉱山関連の会社にはどのようなものがありますか?

日本の鉱山関連銘柄としては、次の住友金属鉱山株式会社や株式会社ジパングなどがあります。

住友金属鉱山株式会社
⇒ 世界的にも高品位の優良金山である菱刈金山を保有しています。
⇒ アラスカにもPogo金山という鉱山を保有しています。
⇒ 2006年操業で年間生産12トン、埋蔵量152トンの権益の51%を持っています。

株式会社ジパング
⇒ アメリカ合衆国ネバダ州にフロリダキャニオン鉱山、スタンダード鉱山の金鉱山を所有し再開発中の日本の企業です。
⇒ 2010年にJASDAQ上場しています。

株式会社ジパングとは?

株式会社ジパングは、日本初の金鉱山専業の鉱山グループであり、この会社は、確定した鉱量を持つ海外の金鉱山会社に的確なタイミングと条件で資本参加していくという独自のビジネスモデルで成長してきました。

ちなみに、経営者である松藤民輔氏は、ソロモン・ブラザーズで、モーゲージ債の開発に関わっていた証券のプロフェッショナルといわれる人物です。

具体的な、ジパングの投資手法としては、カンビオール社というヘッジブックを抱えて倒産寸前であった会社に投資し、ヘッジブックを解消させ「金」の上昇トレンドで会社の経営の見通しを立て、株価が上昇したときに売却するという手法でした。

これ以外にも、ハイリバー社、アフリカンダーリース社への投資によって、アメリカの金鉱山への投資の土台を築いています。

2005年11月には、そのようなビジネススタイルから脱却し、米国ネバダ州にあるフロリダキャニオン鉱山、スタンダード鉱山の2つの金山を買収し、金山会社への第一歩を踏み出しています。

この2つの金山については、開発コストやその他の課題があるものの、今後の金市場のトレンド、本周辺地区の開発パターンによる期待値※によって、今後期待がされる鉱山のようです。

よって、今後、この地区のボーリング結果により、深部において有望な金鉱脈が発見され、デューデリジェンス(可能性調査)結果が有望であり信頼性に富むものであれば、飛躍的な発見に繋がる可能性があると考えられます。

※ネバダ州カーリントレンド帯のバリックゴールドBetze-Post鉱山のように、表層部分の「金」が掘りつくされた後、より深部の地下層に大量の「金」が発見され、大金山になった事例があります。



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